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退職後10年を経て

平成25年12月28日

退職後、遂に10年になります。

平成161月15日の退職の日からなんと10年になります。

 

この間、本メールを読んでいただき誠に有難うございます。

メール送信を始めた当初は、せいぜい数回程度送信するつもりでいましたが、なんと10年も続きました。

これも読んでいただける皆さんがあればこそです。

どなたかにお会いする度に「読んでいるよ」といわれますと、つい嬉しくなる次第です。

 

このメールを始めて5年位経過したとき、このメールを自分のHPに掲載することにしました。

それまでに送信したメール内容を見直し、個人名及び会社情報でHPに掲載しても支障がないことを確認しました。

 

10年経った今、ふと退職後間もない頃のメールを読んでみましたが、改めて時の経過を思い知りました。

読んでみて感じたことは当時の自分と今の自分を比較してみて当時の方が今よりズーッと定年後の生き方に情熱があったことです。

さずが10年という期間は長く当初と同じ情熱は保てなかったようです。

 

この原因としては

1.60歳と70歳では健康であってもやはり耐力(精神力を含む体力)が違うこと。

2.60歳では目標があってそれに対する夢が大きかったのが10年経過すると現実という覆いが夢というものを包み込んでいること。

3.関心事が生きがい(=仕事)というテーマから健康・病気というテーマに重心が移りつつあること。

こんな時、世の中にはすごい人、90歳でエベレスト登頂とか定年後起業して働いている人などをみて自分のふがいなさを感じます。

 

しかし、上だけをみていても寂しいので周りの知人の事を思うと、あの人もこの人も…とかなりの同世代が亡くなっていますし、

また、亡くなっていなくても病院通いが一日の仕事である人などが多いです。

そう思うと私の場合、定年後、痔・脱腸で入院はしましたが、生命にかかわる病気にならなくてホントに有難い事と感謝しています。

 

また、このメールを続けてよかったなぁと改めて思ったのは、自分の過去の心境というものが残されたことです。

退職後日記をつけていますが、日記では何をしたかを知ることはできますが、当時何を考えていたか、どんな心境であったかを私の場合余り記していません。

また、記録としては写真が残っていますが、当然当時の心は写っていません。

そのような理由で過去10年間の私がその時々で何を思っていたかを知ることができ、思わぬ財産を築くこととなりました。

 

 

 

 

過日、「たかじんのそこまでいって委員会」という番組を見ていたら、

名前は見逃したがある人が「物をつくっている人は目がきれい。それに対して汚いのは銀行員や証券マンだ」といってました。

その人は自分自身が元銀行マンでしたが、私たち技術屋は渦中にいるため気が付きませんでしたが、外部の人から見るとそんなものかなぁと思いました。

 

物をつくる人は確かに物質を相手に仕事をしているのですから、商品作りをごまかしたり、手を抜くと必ずといっていい程しっぺ返しを食います。

従って、正直な気持ちで対象に向かって仕事をすることとなります。

ところが、銀行マンとか証券マンなどの業務は数字そのものの計算はごまかすことはできませんが、景気動向予測とか、株の動向予測で間違っても「あぁそうか」でことが済みます。

従って、少し位人をだましてことを進めてもバレなければOKで済む可能性が高い世界です。

 

人にもよるでしょうが私としては目のきれいな人といわれる世界で仕事をしてきてよかったなぁと思います。

 

 

2013年も後、数日で終わります。

2014年は、13年よりも景気が良くなるという予想(上記の話ではありませんが証券マンの予想で当てにならないかも)です。

大いに期待したいものです。

それでは良い年をお迎えください。

 

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