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退職後4年を経て

平成19年12月28日

(このメールは17名の方にBCCで配信しています。)

 

2008年1月15日でなんと退職後4年になります。

この間、ズーッとこのメールを読んで頂き本当に有り難うございます。

 

ところで、12月はとんでもないことを起こしてしまいました。

というのは、40年以上運転していて初めて私の過失による交通事故を起こしてしまいました。

一旦停止をするところ、全く標識に気づかず、交差点であることを認識しませんでした。

私は相手車(ワゴン)の左側に追突、交差点の認識がないから当然、ブレーキを踏まず追突。

私の車(クラウン)の前部は大破しましたが、キャビン部分は全く変形せず。

孫二人と妻の四人が搭乗していましたが、後部座席も含め全員シートベルトをしていたお陰で、

妻の膝の下部分を強打しただけで他は全くの無傷。

先方も軽く首部分の痛みとのことでした。

 

この時初めて、セダンタイプの有り難さを実感しました。

ご存じのようにセダンは前にエンジン部分、後にトランクがあります。

これが追突時の緩衝材になり、キャビン部分が無傷でした。

それとシートベルト着用の重大さも実感。

 

年始、年末を向かえ、皆さんも充分運転には気を付けてください。

 

 

お陰様で次男が12月に名駅のホテルで結婚式を行いました。

我々の年齢では当然子供の結婚が大きな課題です。

 

実は次男は3年前まではいわゆる「パラサイトシングル」でした。

この状態を生んでいるのは、本人の責任もありますが、今の社会環境特に親に責任があると思いました。

 

妻は結婚に気が進まない次男に数回見合いをさせました。

私はこれを解決するためにはなんとか家から次男を出さないとダメだと思いました。

 

口で「出て行け」と言っても出ていく訳がありません。

そこで自宅の改造を計画しそれを利用して次男をなんとか別居させることはできないかと考えました。

 

約2年前、改築に伴い我々は一時稲沢に移り住みました。

そして改築完成後、次男にそのまま「稲沢に残らないか」と尋ねたら「いいよ」と答えてくれました。

その時運がいいことに結婚した彼女と丁度交際が始まった時でした。

 

そして今年初め次男が結婚したい旨を告げたとき、「おめでとう」しかし「結婚に当たり私たちは全く金銭の応援はしないよ」と言いました。

30代の男性に親が金を出してやると言うことは、

親が自ら子供を寄生虫(パラサイト)に仕上げることになると思ったからです。

 

次男は、一円も出さない親を結婚式に出席させ、式の最後に親に挨拶をさせてくれました。

また、次男は最後のスピーチで次のような主旨のことを言いました。

「50代の男女に結婚について一文字であらわすとどんな漢字になるかを世論調査したところ、

男性は【和】、女性は【忍】との答えが一番多かったということです。

私は、これから生活をするに当たり二人が【幸】と答えるような家庭を築いていきます。」

 

いつも家に居るときは、ろくな返事もしない息子が、チャンと社会ではまともな挨拶ができることを初めて知り、

親としてこの上ない歓びを感じ、心の中で「ありがとう」とお礼を言いました。

お陰様でこの息子の挨拶は親戚からお褒めの言葉が寄せられ、親として無類の歓びを感じました。

 

私の知人で、なにかにつけ子供にお金を与える人がいます。

案の定、結婚後もその子供は生活が苦しいといって親のところへ来て金をせびります。

FPである私の目から見てその親は自分の老後はどう考えているのか全く見当がつきません。

 

子供の教育は学校での勉強も大事でしょうが、家庭で自立心を育てることの方がもっと肝要かと思います。

 

 

よいお年をお迎えください。

 

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